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MBA留学後フィリピン、セブ島での企業運営について

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2018/01/16

アヤラモール火事・経営陣ならどうする?

1月17日の公式Facebookにて、

明日よりアヤラモールをオープンする、というアナウンスがありました。今週末にも実際に行って、状況を確認する予定です。

年明けにセブ島での1番のニュースといえば、Ayala Center Cebu(通称アヤラモール)の火事・火災のニュースです。メトロデパートが全焼しているため、取り壊してからでないと危険があるのでモールの営業の再開ができない、というFacebookでの発表があったのは、つい最近の話です。

セブ島アヤラモールの火事で思うこと

実は昨日アヤラモールのFacebookの投稿が、ほぼ炎上状態になっていました。今日はそのことについての詳細と、現在の状況を打破すべく、アヤラモールの経営陣はこうすべきではないか、ということまで書きたいと思います。MBAの授業ではリスク管理についても学びましたが、こうした危機に直面してこそ、会社としての真価が問われます。

アヤラモールのFacebookの投稿への書き込み内容

The mall will remain closed while removal of heavy equipment on top of Metro Department Store and Supermarket building which is adjacent to the mall is still ongoing.

We are doing our best to ensure the public’s safety and open the mall as soon as possible. We ask for your continued patience and understanding.

昨日も一昨日とほぼ同じ内容の投稿がされました。いままでやや紳士だったテナントのオーナー達も、かなり焦ってきているようです。下記のようなコメントがありましたので、参考まで。

This mall is worst managed mall I have ever been in. There is absolutely no reason why the Terraces cannot be opened. As a matter of fact the entire mall could be open, just barracade off unsafe areas. Management simply does not care about employees, tenants or patrons. They have proven that time after time. Elevators and comfort rooms out if order for MONTHS, that is ridiculous

このモールは最悪の経営状況だ。テラス側がオープンできない理由が全くわからに。モール全体のオープンに問題があるなら、バリケード作ればいいじゃないか。経営陣は単に従業員、テナントやパトロンのことを気にしていないだけだ。エレベータやトイレが数か月そのままなら、ダメになるよ。意味が分からない。

Spare a thought for all the food outlets & restaurants. Think about all the food that’s been sitting there since Friday January 5th! All wasted and rotting away, think about the smell & the clean up that will require before any of those businesses can even think about reopening! A huge loss of product, potential earnings, staff wages & clean up costs. This fire will cripple some people financially

フードコートやレストランのことを考えろよ。1月5日の金曜日から放置されているそこの食糧のことも。すべて腐っちゃてるよ、再オープンの前にその悪臭とそれをきれいにすることを考えないと!とにかく大きな損害だよ、売上、賃金、清掃コスト。火事は何人もの人を破産させるだろうね。

レストランのオーナーと思われる人のコメントです。現時点でまだ中に入れていないようですね。かなり切実な思いなのではないでしょうか。この点について、他にも何度も中に書類を取りに行きたい、という依頼をされている方などがいます。

アヤラ経営陣ならどうする?

MBAのケーススタディーでは、実際に起こったことがあるケースにて、MBAの生徒は自分が社長になったらどうする?という決断を下さなければいけません。このケースが経営戦略なのか、マーケティングなのかによって、判断の切り口は変わってきますが、今回はアヤラモールの経営陣としての判断ということで、経営戦略やブランド戦略、あるいは再建について財務面などもからんでくる可能性があります。

まずは全体像をつかむこと

おそらく現時点では一体いつに再オープンできるのか、ということが重要になってきます。そこを早く見積もらないと判断できません。例えば仮に再オープンまでに最低3か月かかるとします。この場合だと、どう判断していくのが正しいのでしょうか。

テナントの家賃の保障問題

ショッピングモールというのは、ほぼ不動産賃貸業のようなものなので、もしアヤラモールがオープンできなくても家賃をもらえるなら、アヤラモールとしては痛くもかゆくもない状況です。一方でアヤラモール、アヤラグループのブランド力は絶大で、今回の火事の対応次第ではさまざまなテナントから総スカンを食らう可能性もあります。

これは僕自身の判断となりますが、僕がもしアヤラのトップなら、再オープンの時期が決まり次第、オープンできなかった期間のテナント料の全額あるいは一部を返金する旨告知をします。

アヤラグループがかなり大きなブランド力のある企業である、という前提を踏まえると上記が正しい判断です。テナントの中には、上記でも経営が悪化して撤退を余儀なくされるような会社もあるはずです。そうした中で会社としては最大の誠意を見せるべきで、そうでないとブランドイメージの失墜は、結果的にモールとしての評判にもつながります。

実際にテナントの立場なら

もし数か月もクローズして、何の保障もなかったら、僕はテナントの経営者として意地でも今後のアヤラとの関係を断ち切ります。何かあったときの対応は、ビジネスの関係性のすべてを表すといっても過言ではありません。テナントの立場なら、契約終了のタイミングに合わせて、いかにロスを少なくするかということに注力して経営を進めていくことになるでしょう。

力のあるテナントなら

僕がすでに力のあるテナントなら、アヤラ側になんらかの圧力をかけるでしょう。あるいは他のテナントと連携をはかるのもいいのかもしれません。有名なテナントであれば、アヤラも失いたくないはずなので、それが数社ともなると、力を絶大です。

財務内容は把握しなくてはならない

家賃の保障の話をしましたが、アヤラがどのくらいキャッシュを持っていて、セブの状況が全体のどのくらいで、どのくらいの影響を及ぼすかということは、非常に重要です。上記判断は、あくまでアヤラ自体は安泰の状況というのが前提であって、そもそも経営状況に大きな影響を与えるなら、判断としては間違っています。

会社を存続させるための判断がトップの仕事

アヤラ側であれ、テナント側であれば、会社を長く存続させ、従業員を安定的に雇用し続けるのが経営者の責務です。1年、2年の話ではなく、5-10年以上の長い目で見てどうすべきか、今回の火事はさまざまな経営者を悩ましていることでしょう。

ここで正しい判断ができれば、ピンチはチャンスです。再オープンまで力をつけたモール・テナントはきっと以前以上の大成功をおさめることになると思われます。

アヤラモールの再オープンの時期と、経営陣の判断には今後も注目していきます。

応援よろしくお願いします。


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