こんにちは、留学JPです。
2023年に当社のブログがハッカーによる攻撃を受け、留学JPのウェブサイトを完全にリニューアルせざるを得なくなりました。
当社はもともと2001年11月にインターネット関連事業を目的として創業し、その流れで独自デザインによるウェブサイト運営を続けてきました。しかし、ワードプレスの更新が滞っていたことが、今回の被害の大きな原因となってしまいました。
現在、インターネットアーカイブを活用しながら、旧サイトのコンテンツを少しずつ移行しているところです。ただし、コロナ前の2019年頃のアクセス数に戻るまでには、2〜3年はかかるのではないかと見込んでいます。
社名変更の経緯
古い記事を整理していて改めて気づいたのですが、当社は2001年11月30日に「有限会社エージェント」として創業し、その後、2018年1月1日に現在の「留学JP株式会社」へと社名変更を行いました。
ちょうどその頃、フィリピン留学関連の事業が急成長しており、「留学」をより明確に事業の中核に据えるべく、現在の社名へと改めました。
パンデミックがもたらした変化
2020年3月から2022年7月にかけて、フィリピン留学事業は2年3ヶ月という長期にわたり停止を余儀なくされ、留学業界全体がかつてない打撃を受けました。そして現在、パンデミック前と後では、業界の風景も大きく様変わりしています。
先日、某留学エージェント主催の「留学フェア」に参加した際には、これから留学を検討する方々のリアルな声を聞く機会がありました。中高生の参加が増えているだけでなく、中高年層の方々の関心も高まっているのが印象的でした。
こうした機会を通して、「留学JP」という社名に込めた「留学とは何か」「これからの留学はどうなるのか」について改めて考えるようになりました。
留学とは何か?
パンデミック中には「オンライン留学」という言葉も登場しましたが、Wikipediaでは留学を「自国以外の国に在留(ホームステイ等)して、学術・技芸を学ぶこと」と定義しています。この定義に照らせば、「オンライン留学」は本来の意味とは異なると言えるかもしれません。
最近では、学術・技芸を学ぶ目的での留学、特にアスリートの海外進出も目立ってきました。たとえばスタンフォード大学に進学した佐々木選手のように、スポーツを通じた留学も増えています。当社でも、フィリピン留学におけるアスリート支援の機会が増えています。
つまり、単なる「英語留学」にとどまらず、現地でのボランティア体験や大学生との交流など、多様な形での学びが留学の本質となりつつあります。
留学で得られること
私には娘が二人いますが、二人とも最初の留学はシンガポール、そして本格的な「英語留学」はフィリピンでした。その後、欧米にも留学し、現在は英語を活かした仕事に就いています。
留学は語学力だけでなく、異文化の中で適応する経験を通じて、視野や人間力を育てる貴重な機会です。私自身も留学経験があり、英語でのコミュニケーション能力以上に、異文化理解や柔軟な対応力が培われたと実感しています。
これからの留学
現在、留学を考える層はますます多様化しています。
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初留学の年齢が幼稚園〜小学生へと低年齢化
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中高年層による「シニア留学」の増加
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オンライン学習やAIとの融合
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学校以外の新たな学びの場の登場
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親子留学や移住準備を目的とした留学
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国内の「英語村」などによる国内留学の注目
留学の形は、従来の枠にとらわれない広がりを見せています。
留学JPのこれから
かつては事業拡大に伴い人員を増やしていましたが、今後はフランチャイズや提携パートナーとの協業を強化していく方針です。
正社員を増やすのではなく、インセンティブ型で成果を出すパートナーシップを通じて、共に成長できる「WIN-WINな関係」を築いていきたいと考えています。
「留学」という事業カテゴリーが今後どのように変化していくのかを見極めながら、「選択と集中」により質の高いサービスを提供し続けます。
直近では、
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オンラインカウンセリング(ZOOM中心)
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フィリピン留学と相性の良いオーストラリア・カナダなどの国の追加
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東京・大阪・福岡・札幌での対面カウンセリング(2025年中に開始予定)
などを展開予定です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。