今回はCAEAを取材してきました。
CAEAについて
CAEA(カエア)は、Hotel Asiaのオーナーが作った日系語学学校の1つです。
定員は35名と少人数&ホテル滞在型の学校となっています。生徒さんは日本人のみです。生徒さんの中には、経営者の方もいらっしゃり、生徒さんの年齢層は他の学校に比べて高めとなっています。
講師陣は、フィリピン講師のみです。フィリピン人講師は、履歴書・筆記試験・発音・デモレッスン・最終面接を行い、仮採用されます。その後もCAEAの学習メソッド4つの内の1つのトレーニングを受け、習得率チェックを合格して初めて講師になれます。講師になった後も、4つのメソッドを習得するまでトレーニングを受けます。
ロケーション
CAEAは、マクタン空港からは40分~60分(渋滞状況による)の場所にあり、学校はセブの中でも比較的安全な地域にあります。
学校周辺には、徒歩圏内にセブドクターズ・チョンワホスピタル・コンビニ・銀行・ドラッグストア・レストラン・ロビンソンモールなどがあります。また、大型ショッピングモールであるアヤラモールへもタクシーで約10分と便利な立地となっています(ホテルの前にタクシーが並んでいますので、タクシーを捕まえやすいです)。生活必需品等もモール等で購入可能ですので、生活するうえで不便なことはあまりないです。
バーベキュー
カフェ①
カフェ②
学校施設について
CAEAは、ホテル内に授業施設がありますので、部屋から教室へ移動する際も大変便利になっています。
ホテル内には、日本食レストラン・ジム・マッサージがあり、生徒さんは無料でジムを利用できます。ホテル内にある日本食レストランにて、生徒さんは食事をとることが出来ます。(後程詳しく紹介します!)。
またガードマンは、ホテル入口前にいますので不審者はホテルの中に入ってこられず、安全に暮らしていただけます。
ホテルロビー
日本食レストラン「はんにゃ」。24時間営業です。
ジム
ベンチプレスもあります!
レッスンコース
CAEAでは、スピーキング特化コース、ビジネススピーキングコース、TOEIC&スピーキングコースをメインとし、その他にペアコース、家族3人留学コース、付き添い留学Aコース、付き添い留学Bコースがあります。ただし、ペアコース以降のコースに付きましては、授業コースはスピーキング特化コース、ビジネスイングリッシュコース、TOEIC&スピーキングコースの中から選ぶことが出来ます。また、レッスン数は各コース1日6レッスンと8レッスンの2種類あります。
授業内容に関しましては、初日のテストやカウンセリングをもと学校の方から提案があります(カウンセリングは定期的に行われます)。また、授業はスピーキングをメインに行われます!
◎スピーキング特化コース
CAEA独自の教材を使用し、スピーキングを通して会話力、文法力、リスニング力等を向上させていきます。英語学習が初めての方や日常会話が出来るようになりたいという方等にオススメのコースです。
◎ビジネススピーキングコース
ビジネス英語を中心に学んでいくコースで、ビジネスシーンを想定したスピーキングメソッドを用いて授業が行われます。また、ビジネスでよく使われるイディオムや言い回し等も学習可能です。仕事上で英語が必要な方、これから仕事で英語が必要となる方にオススメのコースです。
◎TOEIC&スピーキングコース
TOEIC向けの単語やイディオムを使った教材でスピーキングを行っていきます。暗記することをなるべく少なくし、スピーキングをメインにTOEIC向けの英語を身につけていきます。スピーキングだけでなく、TOEICの点数も上げたい方にオススメです。
◎ペアコース
親族や友達など2名で同じ部屋に滞在し、2名ともレッスンを受講するコースです。
◎親子3人留学コース
親族や友人など合計3名で同じ部屋に滞在し、3名全員がレッスンを受講するコースです。
◎付き添い留学Aコース
レッスンを受講する人1名、レッスンを受講しない付き添い人1名の合計2名が同じ部屋に滞在するコースです。付き添いの方は、授業への出席や見学は出来ません。服の洗濯代や毎日の朝食費用は2名分含まれています。
◎付き添い留学Bコース
レッスンを受講する人2名、レッスンを受講しない付き添い人1名の合計3名が同じ部屋に滞在するコースです。付き添いの方は、授業への出席や見学は出来ません。服の洗濯代や毎日の朝食費用は3名分含まれています。
☆スピーキング特化のカリキュラム
CAEAでは、CAEA独自のスピーキングメソッドを活用し、「瞬発的に英語を話すためのトレーニング」と「英語を記憶に定着させる反復練習」を行っています。CAEA独自のスピーキングメソッドは、実際に英語を使う場面においても、英語で瞬時に返答・質問等が出来るようになるための効率的なトレーニングとなっています。
☆発音矯正
CAEAでは、フォニックスを利用して発音矯正を行っています。初めに、母音と子音の発音矯正を行い、その後文章レベルでシラブル(音節)やリエゾン(音の繋がり)での発音矯正を行うことで、ネイティブにも通じる発音方法を身につけていきます。発音矯正は、スピーキング力向上だけでなく、リスニング力向上にも繋がります。
☆リスニング
日本人がネイティブの英語を聞き取ることが出来ない原因でもあるシラブル(音節)やリエゾン(音の繋がり)に焦点を当てて、リスニングスキル向上を図ります。これにより、フィリピン人が話す分かりやすい英語だけでなく、ネイティブスピーカーが話す英語も聞き取れるようになります。
授業施設
CAEAの授業施設を紹介していきます!
マンツーマン授業の教室
声の反響防止クッション
これにより先生の声がよりはっきり聞こえるようになっています。
マンツーマンの廊下
宿泊施設
CAEAの生徒さんはHotel Asiaに宿泊し、滞在されるお部屋により留学費用が異なります。お部屋には、セーフティーボックス・ヘアドライヤー、冷蔵庫、ウォシュレット付きトイレ、浴槽付きシャワー(エコノミープラスを除く)等がついております。また、ベッドメーキングは毎日行われます。
エコノミープラス
スタンダードより少し狭くなっており、シャワーのみで浴槽はありません。
スタンダードルーム
2名で滞在するのにお勧めのお部屋です。このスタンダードルームより浴槽付きのシャワーがついています。
デラックスルーム
デラックスルーム以上のお部屋は、石風呂となっています! 上記3つのお部屋の他にも様々なタイプのお部屋があります。詳しくは、ホテルホームページ(参照https://www.hotelasiacebu.com/jp/index.html)をご覧ください。
テレビ&冷蔵庫
WiFi(光ケーブル) 各部屋に備わっています!
セーフティーボックス
食事内容
生徒さんはホテル1階にある日本食レストラン「はんにゃ」で食事を食べます。朝食費用は留学費用に含まれており、レストランでメニューを自由に選ぶことが出来ます。 昼食・夕食に関しては、1週間2,500円/1食260ペソまでの食事をメニューの中から選べるプランがあります。
メニューは、から揚げ・焼き魚・生姜焼き定食、そば、寿司等100種類以上あります。「はんにゃ」はホテルのお客さんが利用するのはもちろん、近くにある学校の人たちも食べに来る人気のお店となっております。
はんにゃ食事例
その他気になること!
(門限)
門限はありません。
(WiFi環境)
Wifi環境あり。各部屋にWiFi(光ケーブル)が設置されています。
(掃除・洗濯)
洗濯:週3回 掃除:毎日のベッドメーキング、タオルの交換
(病気になった時の対応について)
徒歩圏内にセブドクターズのジャパニーズヘルプデスクがありますので、そこで対応してもらえます。
筆者の授業体験記
今回もマンツーマン授業を実際に体験してきました。
Tiffany先生。生徒さんからはティフと呼ばれています。音楽を聞くのが好きで、よくJason Mrazの曲を聞いているそうです。先生曰く、音楽を聞くことは発音を上達させるのに良いそうです!
それでは授業スタートです! 今回はPractical Speaking5を用いて、授業を行っていきます。 スピーキングをメインとし、単語の意味や用法を学んでいきます。スピーキングがメインですので、生徒さんは基本的に教科書を見ずに授業を行っていきます。まさに、話すことに集中できる方法となっています。 今回の授業では、「afford to」と「afterward」を学びました。
その方法ですが、まず先生がその単語を使用した質問文を2回読んでくれます。その質問に対する答えをまず先生が読み、それを私が真似をします。これを2回行います。そして、最後に私1人で質問に対して答えます。
これが終わると次はダイアログを先生と読み、さらに単語の意味や使い方の理解を深めていきます。
「afford to」を例に挙げてみましょう。
まずは、「afford to」を使用した例文を読んでいきます。 1つ目は、「Can you afford to buy a new house?」です。これを先生が2回読んでくれます。 その後、それに対する答え「Yes, I can afford to buy a house.」を先生が読み、それに続いて私が同じ答えの文を耳で聞いた先生の発音を真似しながら読んでいきます。 もちろん、この際は、私は教科書を全く見ずに行います。ですので、先生の言っていることはもちろん、先生の発音や発音方法(口の動き)などに集中しながら聞かなければなりません。
このように2つ目・3つ目の例文も同様に行っていきます。自分が発音する際は、単語の発音はもちろん、リエゾン(単語と単語の音の繋がり)も先生がチェックしてくれ、正しくなければ、習得できるように丁寧に教えてくれます。このリエゾンが習得できれば、リスニングスキルも上がります!
続いてのダイアログは、先生と教科書を見ながら行っていきます。2人の登場人物がいますので、それぞれがその登場人物になって、短い会話をもとに学んでいきます。明るい先生でしたので、場面を想定しながら実際にその役になりきってくれました!僕も負けじと、その役になりきろうとしましたが、先生には敵いませんでした。
この際も同様に、単語の発音・リエゾンの発音をチェックしてくれました。先生の発音は綺麗で聞き取りやすかったです。また教え方も丁寧で、私がしっかりできるまで教えてくれました。
今回のように教科書をできるだけ見ずに、スピーキングに特化した授業を受けたのは、初めてでした。実際に授業を受けてみた感想ですが、本当に疲れました。脳が疲れた感覚を味わいました。先生の言っていることを聞き、それを真似しながら話しますので、とても集中して授業を受けることが出来ました。先生が単語の発音やリエゾンも教えてくれますので、スピーキングをしながらリスニング力も上がりそうです。
Tiffany先生、楽しい授業をありがとうございました!
記事の投稿者