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近年、フィリピン留学で英語力を十分伸ばしてからオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、イギリスといった欧米圏に留学する方が増えています。
フィリピンで英語留学を終わらせてから2か国目に渡航することによって、アルバイト先を見つけやすくなる、現地の人とスムーズにコミュニケーションが取れるようになり友達ができやすくなる、やりたいことにチャレンジすることができる、留学費の大幅な節約になる、といった様々なメリットがあります。ここでは2か国留学のメリットをご紹介します。
講師を独り占めできるマンツーマン授業で初級者でも英語力大幅アップ!
フィリピンで基礎を固めた後は欧米圏でワンランク上の英語学習やコースにチャレンジしよう!
フィリピン留学では、寮費/学費/食費がついて17万~20万程度で留学が可能となっています。欧米圏ですと、授業はすべてグループの上、学費だけで13万~15万円程度が相場となります。そのため、リーズナブルな値段かつマンツーマン授業でしっかりと英語力を伸ばすことができます。また、日本からも気軽に行ける距離であることから、航空券代も4~6万円、プロモーションを利用した場合は数千円で渡航できるもの大きな節約ポイントとなります。
授業についても、欧米圏では教師1人につき生徒が10人以上という授業がスタンダードとなりますが、フィリピンではマンツーマン授業で先生を独り占めできるという大きなメリットがあります。1授業あたりが50分だとすると、欧米圏で授業を受けた場合は発言する時間が5分間あるかないかというところになりますが、単純に計算するとフィリピンのマンツーマン授業ではクラスには2人しかいないため少なくとも30分程度は話せるということになります。英語を話している時間が圧倒的に多いフィリピンでスピーキング力を鍛え、欧米圏の学校では様々な国籍の学生とコミュニケーションを楽しんだり、英語+αの授業をとるようにすれば、コストを抑えながら最大限英語学習が可能となります。
【フィリピン留学】3ヶ月 | |
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航空券(日本~フィリピン片道) | 3万円 |
留学費用&滞在費用 | 50万円 |
【欧米留学】2ヶ月 | |
航空券(フィリピン~各国~成田) | 10万円 |
留学費用 | 28万円 |
滞在費 | 24万円 |
合計 |
115万円~
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【欧米留学】5ヶ月 | |
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航空券(日本~各都市の往復) | 15万円~ |
留学費用(授業料) | 80万円~ |
滞在費(宿泊費、食事代) | 60万円~ |
合計 |
155万円~
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2ヶ国留学だと約40万円安い!!
フィリピン留学と欧米留学の大きな違いは、フィリピンでは学校と寮が一緒になっていることがほとんどであり、ランドリーサービスや掃除のサービスがついていることが特徴です。欧米圏にはこのようなサービスがなく、自分でしなければいけないことがほとんどです。フィリピンは勉強に集中できるように食事は3食付き、家事をしなくてもよいシステムになっているため、自分の時間をすべて自分のために費やすことができるという大きなメリットがあります。フィリピンで集中的に英語力を高めて、欧米圏ではアルバイトや遊び、旅行などを思いっきり楽しむという方法が効率の良い留学プランになるでしょう。
また、勉強する場所と生活する場所が近いため、生活リズムの中に自然と勉強をする習慣を組み込むことができます。食事の後やシャワーを浴びた後などにそのまま自習室に行き、継続的に学習をすることでストレスなく自然と英語を学習する習慣を身に着けることができます。学校によってはプールやフィットネスセンターと提携しているところもありますので、勉強の合間にリフレッシュしたり、体を鍛えたりすることができます。
せっかく欧米圏へ留学したのであれば、現地の人たちが来る場所やオフィスワーク、英語を使ったアルバイトを経験したいと思うかもしれません。しかし、実際にはかなりの英語力がないと厳しいのも事実です。実際にこのような現地系のアルバイトをしたい場合は最低でもTOEIC700点以上のレベルがないと厳しいといえるでしょう。
また、現地系のアルバイトは時給が日系アルバイトとくらべて2倍近く違ってきます。日系のアルバイトより、はるかに高めに設定されているため、しっかりと収入を得たい人にとってもフィリピンで英語力をあらかじめ伸ばしておくと仕事がみつかりやすくなります。
英語環境で働きつつも、しっかり稼ぎたい人は現地系のアルバイトを狙うためにもあらかじめフィリピンで英語力を伸ばしておくとその後の流れがスムーズになるというメリットがあります。
欧米留学したら外国人の友達をたくさん作りたい、現地で資格を取ってみたい、インターンシップがしたい、などやりたいことがたくさんあると思います。しかし、ここで英語力が十分でなかった場合は外国人とうまくコミュニケーションが取れなかったり、英語で何かを学ぶという経験はハードルが高いものになるでしょう。そのため、欧米圏に渡航する前に十分な英語力を身に着けておくと選択の幅が広がることになります。最近人気が高まっているバリスタコース(コーヒーの淹れ方や接客などカフェで使えるスキル)に入学する場合も、中級以上の英語力があることを前提としている学校も少なくありません。
また、現地の大学や専門学校に進学する際にも英語力が入学条件となりますので、いざというときにチャンスが広がるといえます。現地でそのまま就職する際にも、オーストラリア政府はIELTS5.5以上を条件として提示しています。そのため、せっかく現地就職や永住のチャンスがあったとしても泣く泣くあきらめるということになってしまいます。英語力で選択肢を狭めてしまわないようにフィリピンでしっかりと準備しておきましょう。
メリットは以上となりますが、フィリピンでしっかりと英語力を身に着けた後、欧米留学をすることが効率的なのは間違いありません。以下では、フィリピンとの2か国留学として人気のロケーションをご紹介します。
今ではすっかりポピュラーな留学方法となった2か国留学は、英語の基礎力をフィリピンで身に着けたのち、さらに2か国目(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカなどのオセアニア・欧米圏)に留学してより応用的なスキルアップを目指す方法です。もともとは語学力の向上を目的とした2か国留学ですが、近年では英語力だけではなく欧米圏においてより特別なスキル取得や試験対策をおこない、帰国後の就職などに生かす留学生が急増しています。
フィリピン留学のマンツーマン授業では価格を抑えつつ、より早く英語力を伸ばすことができます。フィリピンへ3か月~半年間留学したのちに欧米圏でも学校へ数か月間通い、さらにその先から大学への進学や就職を目指す方法もポピュラーなものとなっています。2か国の強みを組み合わせることによって効率的に将来の目標までたどり着くことができるため今では多くの留学生が2か国留学をしています。
2か国留学の中でも人気のロケーションは、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドとなっていますが、それぞれ国によってできることや特徴などが異なるため、自分の目的に合った国を選ぶことが重要です。また、ビザの種類によってはできることやできないことなどが変わってきますので事前によく調べて相談したうえで決断するのが良いでしょう。自分にあった国選びをすることによって将来の選択肢はぐっと広がるため、それぞれどのような特徴があるのかをチェックしてみましょう。
フィリピンの留学先として最も人気のあるロケーションはセブ島とよばれるリゾート地です。リゾート地といえども市街地であるセブシティとビーチがある場所は車で40分程度離れており、どちらかを選ぶことができます。語学学校はセブシティのほうに集中していますが、リゾート地であるマクタン島にある学校も根強い人気を誇っています。フィリピンの学校はオーナーの国籍や方針によって、ポリシーや滞在先、食事のクオリティなども大きく変わってきますので、自分に合った学校探しが最も重要なポイントです。
フィリピンは1年を通じて気温が30度前後と高い常夏の国となります。気温が下がっても25度程度のため、多くの日本人にとってはストレスの少ない気候といえるでしょう。また、1対1のマンツーマン授業を1日に6時間以上受講できる学校がほとんどのため、1日中英語を集中的に学ぶことができます。学費についても1か月14万前後~(授業料・寮費・食費)となっておりリーズナブルなのも人気の理由です。特に英語の基礎力に自信のない初心者の方におすすめです。
温暖な気候と治安の良さ、そして気軽に訪れることができる美しいビーチを理由として根強い人気を誇るセブ島は、毎年数多くの日本人留学生が訪れています。韓国人や台湾人はもちろんのこと、欧米圏や中東からも英語を学びに来ている留学生も多く、語学学校の数も圧倒的に多いことから人気のある留学先です。
フィリピンの避暑地ともして知られているバギオは、年間を通じて比較的気温が低いことから過ごしやすいといえるでしょう。また、元祖スパルタ式の学校が数多く設立されているため、娯楽の少ない場所で集中的に学びたいという人にとっては最もおすすめのロケーションです。
フィリピンの首都でもあるマニラは、フィリピン経済の中心を担っており最も活気がある都市といってもよいでしょう。多くの日本企業が進出していることから、日本食なども充実しており生活においては不便を感じることはほとんどありません。娯楽も多いため、都会の生活が好きな留学生にはおすすめです。
広大な自然とにぎやかな都会生活の両方を楽しめるオーストラリアは、ワーキングホリデーだけではなく学生ビザで渡航する留学生に人気の国として不動の人気を誇っています。特にシドニーやメルボルン、ブリスベンといった主要な都市を中心に、世界各国から様々な国籍の留学生が集まっているため、異文化交流という面においても刺激の多い場所となります。
オーストラリアは多民族国家、異文化社会であり外国人に対しての受け入れを国の政策として行っている国となります。そのため、オーストラリアへ渡航するとあまりの人種の多様さに不驚く人も多いでしょう。移民に対して寛容な国のため、差別がアメリカやイギリスなどに比べて圧倒的に少なく、それぞれが共存しながら生活をしているため留学生にとっても優しい国だといえるでしょう。また、オーストラリアの行政は州ごとに権限が委譲されているため、各州ごとにユニークな教育ブログラムが用意されています。特に世界中から進学希望の留学生が集まることから、オーストラリア教育の質の高さは世界的に見ても高いレベルにあり、多くの人がカレッジや専門学校(TAFE)に進学し、そのままオーストラリアへの移住を目指しています。都市部では経済活動も活発なため、数多くのアルバイトの選択肢があり、お金を稼ぎながら勉強がしたい、色々な経験がしたいという方にはぴったりの留学先です。
オーストラリアでNo1の規模を誇るシドニーは、人口や語学学校、アルバイトの数も他都市に比べて圧倒的な数があります。またオペラハウスやマンリービーチなど数々の観光スポットも楽しめるため、留学生だけではなく観光者にとっても非常に人気のあるエリアです。都会生活をしながら学びたい、アルバイトをしっかりしたい、インターンシップもしたいという場合はシドニーがおすすめです。
世界的にも住みやすい街として名高いメルボルンは、ヨーロッパ調の街並みが残る美しい町としても知られています。さらに、数多くの有名バリスタがや有名カフェが集うコーヒー文化のメッカともいわれており、メルボルンシティ中心部の交通機関(路面電車)は無料という文化的にも、暮らしやすさ的にも今最も人気が高まっている留学先といえるでしょう。東京からの直行便も就航したことから、アクセスも抜群です。
別名サーファーズパラダイスと呼ばれるゴールドコーストは、観光地として世界各国から様々な人が訪れています。美しいビーチを楽しみにながらのんびり過ごせるゴールドコーストは日本人にとって人気のスポットでもあり、治安の良さでも知られています。少し足を延ばせばブリスベンまでも移動できることから、2都市間を移動する人も多いようです。
近年、急激にワーキングホリデーと学生ビザ渡航者が急増しているカナダ。アメリカ大陸に位置しているため、アメリカのシアトルやニューヨークまで気軽に旅行ができるメリットや、大自然の中でスキーやスノーボードが楽しめる環境、そして多文化社会かつ治安がよいことから人気が高まっています。教育水準も高く、アメリカの影響を受けた訛りの少ない綺麗な英語が話されているためしっかりと英語の勉強をしたい人にも最適です。
カナダはオーストラリアを並んで多民族国家のため、様々な国籍の人たちと交流ができるのも人気の理由です。さらに、ビザに関しても、カナダは観光ビザであっても半年間の滞在が可能なため、多くの留学生が半年間~1年間の長期留学がしやすい環境だといえるでしょう。スキー場も豊富にあることからリゾートバイトをするならカナダ、と言われるほど有名な場所でもあり、数々のコテージや有名ホテルなどでインターンシップやアルバイトを見つけることができます。自然に囲まれながら経験も積みたい人にはおすすめの留学先です。
カナダの大規模都市として世界的に有名なバンクーバーは、都会でありながら住みやすい街として最も人気のある留学先です。語学学校や大学の数も多く、気候も穏やかなことから世界中から数多くの留学生が訪れています。様々な人種を受けいれているインターナショナルな都市としても知られており、はじめて留学する場合でも安心して滞在できるのがバンクーバーといえるでしょう。
近年人気が高まってきているのがカナダの経済都市ともいえるトロント。バンクーバーと雰囲気が変わり、都会の雰囲気が魅力的なトロントは冬場は氷点下まで気温が下がることもあります。アメリカのNYに近いことからバスで気軽に旅行に行けるなど、アメリカにも興味がある方にお勧めです。また、娯楽などもバンクーバーに比べて多いため刺激を求める人にとってはぴったりの留学先です。
ビクトリアは特に女性に人気のある留学先であり、イギリス風の街並みが残る上品な雰囲気が人気の理由です。治安もよく、落ち着いた雰囲気から長期・短期の語学留学に向いているロケーションです。老若男女問わず安心して留学ができるため、親子留学や未成年の留学にもおすすめです。
人間の数より羊の数が多いといわれているニュージーランドは、のんびりとした自然とフレンドリーな人々に囲まれて落ち着いて学習できることから人気があります。治安も他国に比べて抜群にいいことや、テロなどを含めた国際犯罪・国内行政が安定していることからティーンエイジャーから若者、そしてご年配の方まで安心して滞在することができます。オークランドといった都市部はもちろん、クイーンズランドやクライストチャーチといった北から南まで目的に合わせて滞在することが可能です。多民族国家として様々な国籍の人々に囲まれながら、安全で豊かな自然を味わえるニュージーランドは留学先としてぴったりです。
ニュージーランドは都会の生活というよりはスローライフを求める方にはぴったりの留学先です。特にオークランドは首都ではありませんがニュージーランドで規模の大きい都市となるため、語学学校の選択肢も多く大きすぎない都会で落ち着いて学習が可能なのも大きなメリット。また、クイーンズランドやクライストチャーチといった豊かな自然に恵まれた場所ではファームに滞在しながら国内旅行をすることもできるため、旅行好きにも根強い人気があります。ニュージーランドで暮らしている人、やってくる留学生やワーホリメーカーは比較的落ち着いており、あたたかい人柄の人が多く、異文化交流を通して様々なことが学べるでしょう。
世界的に住みやすい都市として知られているオークランドは、美しい港と都会を同時に楽しめる人気都市です。街の中心部から海まではすぐそばにあるため、天気のいい日は気持ちのいい潮風にあたりながら歩くのもおすすめです。語学学校や専門学校、大学なども数多くあるため英語を学びたい人や進学希望のひとにも向いています。
南島では最大都市として知られるクライストチャーチは、ゴシック様式のイギリスの街並みが残る美しい場所として知られています。街中には緑も多く、公園も多いためガーデンシティとも呼ばれるほどリラックスした雰囲気を楽しむことができます。落ち着いた環境でゆっくり学習をしたい人におすすめのロケーションです。
ニュージーランドが誇るリゾート地、クイーンズタウンはその名の通り美しい自然と街並みが人気の留学都市です。山に囲まれた場所は 夏は涼しく、冬はスキーなどウィンタースポーツを楽しめる場所として留学生だけではなく観光客にも人気のあるエリアとなっています。ニュージーランドらしいスローライフを送りたい人にはぴったりの留学先といえるでしょう。