語学学校選びについて
海外には数多くの語学学校が存在しています。フィリピンのセブだけでもかなりの語学学校が存在しており、自分に合った学校を選ぶということは非常に難しくなってきています。ここでは、フィリピンを始めオーストラリア、ニュージーランド、カナダといった世界中の語学学校を選ぶ際にどのように選べばいいかをご紹介します。
語学学校のコース
語学学校を選ぶ際に重視したいのが、自分に合ったコースが開講されているかどうかとなります。基本的には一般英語コースはどこの学校でも開講されていますが、TOEICやIELTS、TOEFLといった試験対策コースや、看護英語コース、バリスタコース、英語講師養成コースなどさまざまな特殊コースを希望する場合は注意が必要です。コース自体はあっても現在開講していなかったり、人数が足りないために開講が定かではないときもあります。そのため、かならず事前にエージェントの担当者に確認するようにしましょう。
施設レベル
語学学校によって施設レベルは大きく変わってきます。施設レベルの違いは値段の違いによって変わることがほとんどです。一般的に値段が高い学校については施設レベルも高いということが言えます。新築の校舎であったり、コンピュータールームなどが充実している、お部屋のクオリティが高いなど様々なメリットがあります。また、講師のトレーニングや人件費などに資金を使えるため、学校の質全体が高い傾向にあります。また、シャワーとトイレは区切られているのか、無料で使える自習室はあるのか、部屋は清潔に保たれているかなど自分なりの許せるラインと許せないラインを明確にする必要があります。
料金
料金については、高すぎず安すぎないところを選ぶことがコツとなります。日本と同じレベルやそれ以上の施設レベルを望む場合は料金の高いところを選んでもよいかと思いますが、基本的には相場くらいの料金でもほとんどの方は問題なく過ごすことができます。あまりに安すぎる学校は人件費を削っていたり、非正規雇用の先生がおおかったり、施設があまりよくないなどと問題があるケースも少なくありません。そのため、そこそこの基準は保っておく必要があります。
日本人スタッフの有無
語学学校では、在籍している学生の国籍バランスに合わせてスタッフを雇っています。日本人が多い学校であれば日本人スタッフの比率は多くなり、ほかの国籍の生徒が多くなればスタッフの国籍もそれに合わせて変わってきます。日本人が少ない学校を希望する場合に気を付けなくてはいけない点としては、日本人スタッフがいないパターンがあるという点です。この場合はよっぽど自分の英語力に自信がない場合は避けたほうがよいでしょう。見知らぬ土地でトラブルや病気に見舞われることは少なくはありません。そのため、英語に自信がない場合は必ず日本人スタッフがいる学校を選びましょう。