こんにちは!現地スタッフの桃野華恋です。
今回の記事は、私がこのフィリピン滞在中に訪れた観光名所についてです。約11ヶ月の滞在にしては訪れた箇所は比較的少ないですが、毎回とても濃い経験をして最高の想い出を作ってこれたので私的にはとても満足しています☺もちろん、まだまだ行ってみたい場所はあるので、それはまた再訪した時にとっておくつもりです^^
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以下が私が訪れたことのある場所です。
有名どころが並んでいますね。 今回はこの中から、セブ観光の定番の地とも言える「オスロブ」 また同時に、ダイビングスポットとして有名な「モアルボアル」この二か所について書いていきたいと思います!
“オスロブ”と”モアルボアル”
この二つの地名は、セブの観光地について調べたことのある人ならスグにピンとくると思います。特に「オスロブ」に関しては、インターネット上に様々な情報がとびかっていることでしょう☺
簡単にいうと、オスロブとは、世界最大の魚でもあるジンベイザメ、その野生のジンベイザメと泳ぐことができる世界で有数の地。そしてモアルボアルとは、フィリピンのリゾート地で、特に世界中のダイバーから人気の高いエリアです。
オスロブとモアルボアルについての、より詳しい情報や近くの観光地については、Ryugaku JPのサイト内で別のライターの方が書かれた記事があるのでよければ確認してみて下さい☺
・・・・では、なぜ、すでにこれら二つについての記事があるのにまた私が同じ場所についての記事を書こうとしているのか??と疑問に思った方もいるかと思いますが、それは私のオスロブ・モアルボアルへの旅行が少し変わっている行程だったからです。変わっているというのは少し語弊があるかもしれませんね、ネットであまり似たような行程で行った人の情報がなかったから、というのが正しいでしょうか。
なので、 「このような遊び方もあるよ~」というのを伝えようと書かせてもらうことにしたのです!
時間のない人におススメ。いいとこどりのスケジュール
まず友人と私がやりたかったこと、それがジンベイザメと泳ぐこと・モアルボアルでのダイビングの二つがメインでした。 許された時間は約40時間。 マニラから遊びに来る友人で、金曜日の夜8時頃に合流、土曜日一日フリー、日曜日の12時頃の飛行機でマニラに帰るという日程でした。
金曜日:夜発のバスでオスロブへ:オスロブ泊
土曜日:早朝ジンベイザメと泳ぐ▷モアルボアル移動
▷モアルボアルでダイビング:モアルボアル泊
日曜日:モアルボアル朝発でセブ市内へ:空港
セブで夜8時頃に合流した私たちが向かったのはセブ市内のサウスバスターミナル。 セブでは、南下するためのバスが集まるのがサウスバスターミナル、北上の場合はノースバスターミナルと分かりやすく分かれています。
バスターミナルでは様々な方面行きのバスが列になり、お客さんの乗車を待っています。バスの出発時間は決められていません。30分~1時間置きぐらいに次から次へとバスがきて、乗りこみ、ある程度人がいっぱいになると出発。この流れの繰り返しで1時から24時まで運行しています。
オスロブへ行くには「OSLOB」または「BATO」と書かれたバスに乗りこめばOKです。 わからない時はスタッフのフィリピン人に聞けば優しく教えてくれます。オスロブに行く観光客は毎日のようにたくさんいて、スタッフも慣れているので安心してくださいね☺
わたしたちはまず腹ごしらえにバスターミナルでご飯を食べることに。 バスターミナルには長旅で出かける人・着いた人の為に軽い屋台のお店が並んでいます。
料金もローカル価格なので、とても安いです。 また、私たちがこれから行くオスロブの宿の周りにはお店などはないとのこと。なので、バスターミナルで翌朝の為にパンを購入。朝食に決定です☺
朝食も購入し、腹ごしらえも済んだらいざバスに乗りこみ出発です。所要時間は約3時間。寝てしまえばあっという間ですが、あまりのスピードに途中目が覚めてしまいました。空いている夜の道だといつも以上にスピードがでるので、みなさん覚悟してくださいね(笑)
バスに乗りこみ、料金徴収係りの人が来たら行き先を伝えるのがベストでしょう。特に、夜に行動すると外は真っ暗で自分達では今いる場所がどこなのかよく把握することができないと思います。 宿泊する宿の住所を見せると、その場所の近くで降ろしてくれるはずです。
ここで“どこに泊まるのが便利だろう?”と滞在先を探している人には私が宿泊した宿をぜひともご紹介したいと思います☺
こちら「D downhill’Place 」
こちらの宿はバスが通る道路に面しているので、きちんと係りの人に住所を伝えれば、宿の目の前で降ろしてくれます。とても便利です。
オーナーの奥さんはとても優しく、メールで伝えていたので、深夜の到着でも待っていてくれました☺
可愛いワンちゃんも一緒にお出迎え
部屋は広くはないですが寝るだけには充分です。Wifiもエアコンも付いているので快適です。
何より、ここの宿の良い点は、ジンベイザメが集まるあの海までなんと徒歩500m程という近さ!!! ジンベイザメと泳ぐ場合はジンベイザメがいなくなってしまう可能性を考えると遅くとも朝10時ごろまでにポイントへ行き、海に入る必要があります。そのため、オスロブに泊まらずセブ市内から出発する比較的定番のコースだと、セブを朝方4時5時にはでることになります。
バスの中で寝るといっても、快適ではないですよね。疲れが溜まるのは確かです。。 それに比べ、夜のうちに移動してしまえば、あとは朝の6時ごろまでベッドでぐっすり眠り、朝になったら水着に着替えて500m歩くだけ!疲れもとれてスッキリした状態でジンベイザメとご対面できるのです。
また、こちらの宿には小さいテラスがあるのですが、深夜に外にでて空を見上げるとそこには星が輝いていました!とても綺麗な星空と、耳を澄ませば聞こえてくる虫の音と波の音。とっても安らげる時間です。
宿の目の前の坂を下ると左手に海への入り口がみえてきます。
朝6時ごろの海にはぜんぜん人がいません。
とっても空いているのです。これがまた良い点ですね。なんの待ち時間もなく、人のごちゃごちゃ感もないです。
まずこちらで名前など必要情報を記入。
その後こちらで軽い説明を受けます。
ジンベイザメと一緒に海に入るに当たって気をつけなければいけないことなど、ルールの説明もあります。
受け付け・説明を済ませたら次は支払い。料金は丁度1000ペソです。
これらの行程を終えたら舟に乗りこむことができます。
私たちは二人なので、他の方々と一緒に乗船です。
朝日が眩しいですね。
ジンベイザメの集まるエリアに到着したら、係りの人から「潜れー!」の合図が。その言葉に従い潜ると、そこには大きい大きいジンベイザメの姿!
目の前にすると大興奮です☺
友人同士で写真を撮りあっていると、係りのフィリピン人の人が写真を撮ってくれると言ってきました。彼にカメラを渡すと「せーのっ」と上手く日本語で合図をだしながらたくさん撮影してくれました。 所要時間は約30分弱です。
思う存分潜り、ジンベイザメと一緒に海での時間を共有することができました^^
泳ぎ終わったら、海からあがり陸へと戻ります。
全ての行程が終わって、時刻は8時前。 この頃になると近くには人がうじゃうじゃ。たくさんです。
時間は短くとも、セブに来たならば来るべきアクティビティですね。私も友人も目一杯楽しみました^^
ジンベイザメと泳ぎ終え、満足したら宿へ戻ります。
ここで前泊している良い点が、温かいシャワーを浴びた後、着替えてからも少し宿でゆっくりすることができるということです。 また、こちらの宿ではチェックアウトの時間を14時にしています!これもこの宿の良い点です★
私たちは時間がなかったので、すぐに海から引きあげてきましたが、時間のある人はぜひジンベイザメと泳いだあとにはすぐ近くのスミロン島にいくことをおススメします!
このホテルでは、ジンベイザメと遊んで、スミロン島に行って帰ってきてシャワーを浴びて、チェックアウトできるようにと14時という遅い時間にしているとのことでした☺
私たちは少し休憩した後、9時ごろにチェックアウトし、目の前の道路でバスを待ちました。
まず向かう先は「BATO」BATOのバスターミナルからモアルボアルへ向かうのです。 ただ、タイミング的に丁度よくバスが通らない場合もあります。バスの方が安いので私たちもバスに乗りたかったのですが、時間に余裕もないことと、とにかく日差しが暑すぎたので、根気よく話しかけてくるトライシクルのおにいちゃんに乗せていってもらうことにしました。
トライシクル:二人で宿からBATOまで110ペソです。宿の目の前の道路はトライシクルやバイクタクシーがよく通るので選りすぐりしなければ移動手段の確保にそれ程困ることはありません。
BATOに到着後はモアルボアル行きのバスへ。「モアルボアルへ行きたい」と係の人に伝えた所、丁度出発するバスがセブシティ行きでモアルボアルを経由するとのこと。エアコン付きではなかったのですが、すぐに出発したかったのですかさず乗車。 料金はバス内で支払います。77ペソ。
車内はというと、窓が全開で風もとてもよく通るのでエアコンバスよりむしろ涼しく気持ちよかったという印象です。
ただ、これに関しては通る道にも寄ると思います。私たちが乗ったのはBATO→MOALBOAL間。海沿いを走ることが多いので空気も心地よかったのだと思います。シティの方を通るバスだと排気ガスがあるのであまり心地よくはないかもしれませんね。
モアルボアルには数多くのダイビングショップが点在しています。外国人経営もあれば、フィリピン人経営のローカルショップ、または日本人スタッフのいるダイビングショップも多いです。価格、ダイビングポイント、場所などを考慮してどこが良いか選ばれるのが一番かと思います。
私たちは、すべての予定が急遽決定したこともあり、ダイビングショップを探し始めたのは前日でした。 私たちの希望は二つ。モアルボアルで有名なイワシ玉(群れ)を見ること・午後からの2ダイブ。
連絡して聞いてみると「その日はイワシのポイントには行かない」「午後は1ダイブしかしない」など条件に当てはまらないところがいくつかありました。
いくつかのダイビングショップに連絡し、その中でも返信も早く、私たちの希望を満たしてくれたダイビングショップを選ぶことに。今回は日本人経営のエメラルドグリーンダイビングセンターに決定。
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当日は13時にショップに集合とのことで、私たちがモアルボアルに着いたのは11時30頃。先に宿にチェックインし昼食を済ませてからショップに向かいました。
多くの著名人も訪れているようです!!
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午前から潜っている何組かのグループと一緒に船に乗りこみます。
最初のポイントでは、みんな大好きウミガメに遭遇☺
気づいたら右に左に、上にとたくさん見ることができました^^
そして、次のポイント。
私たちの今回の目的でもあるイワシの群れ。
海の中でダイブマスターが「もうすぐイワシ」という合図をしたと思ったら、突如現れた大きな影!!
一瞬これが何なのか、わからなくなってしまう程の迫力があります。
気付いたら前だけではなく、前後左右に私たちを囲むイワシの群れ。 360度イワシに囲まれるその感覚は、何とも言い表せない興奮と、初めて間近でみるイワシの大群はまさに圧巻。
ダイビングのライセンスがなくても実は見ることができるこのイワシの群れ。シュノーケルでも楽しむことは可能です。
泳ぎの得意の人であれば、このように潜ってイワシの群れと対面することもできます☺
ただ、ダイビングの方が長時間しかも360度囲まれるという経験ができ、より一層迫力があるのでおススメです!
海の中で、声にならない声を発しながら満面の笑みを浮かべてしまったことは言うまでもありません。
私たちがモアルボアルで宿泊した宿はこちら。
利用したダイビングショップのHPで紹介されており、朝食付きでショップから近いこともあり便利なので選びました。1泊825 ペソ。
徒歩1分でショップに行くことができます。 部屋はちょうど海側で、木々の隙間からは海を望むこともできました。
宿の目の前の通りにはいくつかレストランや、マッサージ店もあります。
とても栄えているとは言い難いですが、食事等に困ることはありません。ダイビングを楽しみ、遊び倒した身体をマッサージ、海から夕日を眺め、美味しい食事とお酒を楽しむ。これだけでも満足ではないでしょうか☺
宿にて朝食を食べたら、バス乗り場まで向かいます。
この辺りがバス乗り場。 目印も小さいので見落とさないようにお気をつけを。 ここで、セブ行きのバスを待ちます。乗る人が多いと座れないこともあるのでバスが到着次第できるだけすぐに乗りこむことをお勧めします! 朝8時30すぎにモアルボアルを出発し、11時30頃にセブのサウスバスターミナルに到着しました。所要時間は約3時間です。
時間に余裕のある人にもおススメな理由
上記の行程は何も時間に余裕のない人だけにおススメな訳ではありません。もちろん、セブに遊びにくる全ての人におススメしたいです!
オスロブ旅行は、セブ市内を早朝に出発するのが定番のようになってきてますが、ぜひとも私はみなさんに前泊をおススメします☺
セブの喧騒から少し離れたオスロブで静かに夜を過ごし、星を眺めるのもまた素敵な時間です。 時間によっては人気で混み合っているオスロブですが、朝早いと人も少なくゆっくり楽しむことができます。 時間があれば、綺麗な海で有名なスミロン島まで足をのばすこともでき、そのあと宿でゆっくりシャワーを浴びて一休憩することもできます。 また、この後の行程は何も急ぐ必要はないでしょうから、セブで人気の観光地であるカワサンフォールやオスメニアピークにも足を運ぶことができるでしょう☺
まとめ
セブで人気の観光地はたくさんあります。ですが、それぞれの場所が意外にも遠い!というのが悩ましいところでもありますね。
セブに旅行で遊びに来る人は、いかに短い時間で多くの場所を訪れることができるか。これは大事になってくるポイントではないでしょうか。 また、留学生や長期滞在者の方にとっても週末の貴重な時間を使って何をするかは、こちらもまた大事なポイントですよね。
”TIME IS MONEY”
”時は金なり”
とも言うように、
限られた貴重な時間を使って、効率よく充実した時間を過ごせるように、皆さんも自分なりのベストなスケジュールを立ててみてはいかがでしょうか☺
See you★★★